農商工連携マッチングセミナー・商談会を開催しました

(公財)本庄早稲田国際リサーチパークでは、
中小企業庁「平成29年度農商工連携促進事業」の一環として、
地域農業の未来を考えるセミナーを開催すると共に、
農商工連携をすすめるマッチング・商談会を開催いたします。

農業生産者のみや商工業を営む中小企業のみでは開発・生産が難しい商品やサービスなどを、異業種とのコラボレーションで
作り上げていきませんか？

セミナーには、「大地を守る会」の創業メンバーの1人であり、「らでぃっしゅぼーや」の創始者としても知られるオーガニック業界の第一人者、徳江倫明氏をお招きし、世界的な盛り上がりを見せているオーガニック市場の動向と、東京オリンピック･パラリンピックを契機に活性化が進みつつある国内市場に、地域の農業者としてはどのように対応していくことができるかについて語っていただきます。

また、障害者雇用・自然環境との共生を推進しつつ、農業ICTを活用して、利益の出る農業を実践されている三浦市「元気もりもり山森農園」の山森壮太氏から、農業ICTの導入と活用について、お話しいただきます。

講演の後はパネルディスカッションの場を設定し、オーガニック市場やGAP、農業ICTについての気になる疑問に、講師や有識者の方々に答えていただく機会も設けました。

ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。！

希望される農業生産者・商工業者には、こだわりの農産加工品を扱うバイヤーや、食品関連事業者、農業ICTを担う企業者との、マッチングの機会を提供いたします。9月5日（火）17:00～18:00に商談説明会を開催いたします。
説明会への事前申込は不要ですので、ぜひご参加ください。（※商談会にはあらかじめお申し込みください）

なおマッチング＆商談会に参加される方は、あらかじめ希望票にご記入いただき、当財団にて精査・調整を行った後に、ご機会を提供いたします。
農商工連携の趣旨に鑑み、また双方が求めるものが合致した場合のみ、マッチングを進めさせていただきますので、必ずしもご期待に添えない場合もあります。
あらかじめご了承ください。

日時：2017年9月22日（金）　15:00～18:00
会場：早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター レクチャールーム1
定員：80名
参加費：無料
申込締切：2017年9月21日　※商談会申込締切は9月5日まで
内容：1. オーガニック市場の展望と活用
2. 農業ICTの導入と活用
3. パネルディスカッション
4. マッチング＆商談会
主催：（公財）本庄早稲田国際リサーチパーク
協力：埼玉県本庄農林振興センター

（公財）本庄早稲田国際リサーチパーク　担当　佐藤
TEL：0495-24-7455　FAX:0495-24-7465
Email: sato(at)howarp.or.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい

農商工連携マッチングセミナーが無事終了しました。参加者は36名。地域の食品加工業者や農業生産者の方々にお集まりいただきました。

らでぃっしゅぼーや創始者の徳江さんには「オーガニックの可能性」と題して東京オリパラで活性化するオーガニック市場の現状を、理念や歴史を踏まえてご講演いただきました。オーガニック市場の動向に精通し、東京オリパラの食材調達基準の設定に中心となってかかわっておられる徳江さんのお話は、多くの1次資料を基にしながらも、とてもわかりやすく、またしっかりとした理念の裏付けを感じさせるすばらしい内容のものでした。

また、三浦半島から駆けつけていただいた山森さんには、農場経営におけるグループウェアや環境計測の有効性について、具体的な経験を基にご説明いただきました。参加した農家の皆さんからは、実践的でとても役に立ったとの声が多く上がっていました。

またパネルディスカッションには埼玉県農林部農産物安全課から外島主査にお越しいただき、行政からのGAP認証の現状についてご説明いただきました。

お集まりいただいた参集者の皆様、および素晴らしい講演をいただいた講師の方々に深くお礼申し上げます。