川のシンポジウム2023を開催しました
川をフィールドにした活動を行っている小学生・高校生の発表や、専門家による講演などを通して、川を取り巻く環境について考えましょう。
◆発表者
埼玉県本庄市立藤田小学校5年1組
「私たちの元小山川を守るために!~きれいな川をとりもどそう!~
河川調査や川の観察から感じた元小山川の今の様子と、きれいな川に戻すために私たちが考えた取組を紹介したいと思います。
三重大学教育学部附属小学校
「レゴとプログラミングで防災行動計画を考える」
水害から人命を守るため、国と自治体、住民はどう連携すればいいのかLEGOとプログラミング教材を使った創造的な学習を紹介します。
タイ マヒドン・ウィタヤヌソン・スクール
タナパット シンタワシェワ氏(ドーム氏)
「Chao Phraya River and The Life of People チャオプラヤ川と人々の生活」(仮題)
チャオプラヤ川はバンコク市内を流れる大きな川です。この川にはバスも通っているし、仕事をしている人も住んでいる人々もいます。タイの文化はチャオプラヤ川とともにあると言っても過言ではありません。ここでは、川を取り巻く人々の様子をお伝えします。
早稲田大学本庄高等学院 河川研究班
「これからの河川環境保護活動のありかた」
早稲田大学本庄高等学院は2009年から生徒有志による河川研究班を組織し、本庄市内河川の環境保護活動を行っています。その過程でわかったこと、考えたことを踏まえ、これからの河川環境保護活動のあり方について述べたいと思います。
特別講演 埼玉県魚類研究会代表 金澤 光 氏
「川と海を行き来する魚たち」
代表的な魚はアユやサケですが、その他にマルタ、ワカサギ、カワヤツメなどの生態を紹介します。
【開催概要】
日時:2023年3月11日(土)13:00~14:30
会場:早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター3F レクチャールーム1
オンライン(Zoom)同時開催
主催:早稲田大学本庄高等学院 本庄市立藤田小学校 公益財団法人 本庄早稲田国際リサーチパーク
後援:本庄市 本庄市教育委員会
【申込方法】
【問い合わせ】
公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパーク
地域振興支援部
電話 0495-24-7455
FAX 0495-24-7465
イベント後記
川をそこに住む魚などの生きものの視点でとらえた本庄市立藤田小学校。「水の流れるチカラ」の単元から「防災」について考え、レゴとプログラミングを使って動力のシュミレートした三重大学教育学部附属小学校。チャオプラヤ川沿岸の生活・文化・宗教・交通の側面を紹介したタイのマヒドン・ウィタヤヌソン・スクール。連携活動の歴史と今後の活動について発表し、ファシリテートしてくださった早大本庄学院のみなさん。夜間調査で見つかった生態について詳しく解説していただいた金澤先生。すべてが印象に残る素晴らしい発表でした。川という共通のキーワードで結びついた皆さんと、今後も継続して連携活動や交流をつづけられるよう願っています。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。